インプラントは安全が最優先されることは「インプラント.1」記載しました。「インプラント.2」では実際の症例をご提示します。一般的なインプラント法(奥歯、前歯)、抜歯と同時に行う方法((奥歯、前歯)、骨が薄い場合の治療法などを解説します。
通常のインプラント治療例.1
インプラントを手術で顎の骨の中に埋め込むことを「インプラント埋入」と言います。
通常のインプラント治療例.2
残っている要抜歯の歯根が浅いので、抜歯してその直後にインプラントを埋入した症例です。
無歯顎ケース
無歯顎(歯が一本もない)でも、この様にインプラントを応用すると「外れにくい入れ歯」を作ることが出来ます。インプラントの埋入本数を増やし、全く義歯が無い治療法も可能です。
上顎洞底挙上術(ソケットリフト法)1
上顎の骨が薄いため、骨補填剤(吸収して骨に置き換わる材料(厚労省認可済))を使い、上顎洞の粘膜を挙上して埋入しています(ソケットリフト法)。
上顎洞底挙上術(ソケットリフト法)2
骨の厚みは実質2ミリしかありません。ソケットリフト法を行い10ミリのインプラントを埋入しました。このケースは12年以上経過しています。
通常のインプラント治療例.3
前歯の通常のインプラント治療例です。右上2番が数年前抜歯になり、人工の歯を透明の接着剤で付けていたようです。時々とれるのでインプラント治療を希望されました。前歯の治療は治療中に「仮歯」をおつけ致しますのでご安心ください。4ヶ月後には治療完了しています。今後のメインテナンスが最も重要になります。